男性ホルモンと権力

今朝のニューヨークタイムズに興味深い記事が出ていました。
男性ホルモンと脳のシステムとアンソニーウィナー議員のスキャンダルを結びつける論理です。

政治やビジネスなどの世界で成功している男性は、非常に男性ホルモンが強いそうです。

逆に言えば、男性ホルモンが強い人こそ成功できる人とも言えます。

男性ホルモンが強いと言えば、セックスにおいても性欲が非常に強いという事。
男性ホルモンというのは、権力への欲求と性欲の源というわけです。

歴史的に見て、成功している男性は一夫多妻をとってきた人が圧倒的に多いそうです。
権力を狙う男性は、必ず性的なチャンスをも狙うというのです。

この見解は決して新しい発見でもありません。
でも先日私が書いたブログで、
「ネットで知り合って間もない知らない女性に性的な写真を送った馬鹿なウィナー議員」と書きましたが、
「馬鹿」という言葉では決して片付けられない脳の働きがあるそうです。

人間と言うのは、街ですれ違った相手やネット上の写真に対して、
意識せずに「その人が自分に対して何かを与えてくれる」と言う認識が勝手に働いてしまうそうです。
それが無意識で働いてしまうので、理屈では説明できないものだそうです。
その瞬間を「Sゾーン」と言って、「何かを与えてくれる」という希望に神経が集中してしまう瞬間だそうです。

Sゾーンに囚われると、その瞬間に意識上ではあり得ない行動を取ってしまったりするそうです。

なぜアンソニーウィナー議員が、見知らぬ女性にエッチな写真を送ってしまったのかが少し分かってきた気がします。

権力=男性ホルモン=性欲=Sゾーン

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